Mとはわたし

めんどくさくなった!

Mとは わたしである

母は 私を産む時 ひとりで歩いて病院に来たそうだ なんだか私としては、寂しい気もするが 

私の誕生を楽しみにしている人がいなかったわけではないらしい。

私の小さい頃の記憶は可愛がられているあったかいものばかりだ。

男の子じゃない事を受け入れられなかったらしい父も 翌日?2、3日後?には、祖母に「かわいいから行ってみてみよい」とうながされ

病院に会いにきた。今の世の中の感覚では、すぐ見に来て妻にありがとうと言い 幸せな笑顔で泣く父親の理想的なイメージがあるが 昭和40年の

しかも田舎の事 そして父親は、その土地では、結構有名な名家の当主でもある

私も そこは大目に見れる 

父は。こうあらねばならぬにしばられない

自分にわく感情をジャッジしない人なのだ。

それは、自由な楽な性格にも思えるが 実は

まわりに理解されないこともある 寂しい思いもする  そして 本人には理由がわからないらしい。

続く